三重県桑名市
【RELEASE; U30（2014） HARVEST IDEA】
2014年度実施「RELEASE; U30」のHARVEST（11/3開催）を機に、三重県桑名市では“桑名Reborn（リボーン）プロジェクト” が進んでいます。生まれ変わる、とリボンのように“結ばれる”ことを暗示し、市民はもちろん文化や活動ひとつ一つが自主的・有機的に繋がるよう願いを込め、ワークショップ等を行ってきました。
HARVEST以降はプランニングだけでなく、実際に2015 年の本格始動を見据えたプレアクションを複数回実施。市内外から「桑名で何かしたい！」という気持ちのある人が集結し、「桑名にほしい暮らし」を語らったり、お互いに切磋琢磨しあう空間や機能をつくる案が芽生えたり…Reborn プロジェクトの成果が市政演説や方針の一部に盛り込まれるなど、少しずつ人・モノ・文化のマッチングがスタートしています。
東西日本の文化の交差点として栄えてきた桑名には、木曽山川を軸に人やモノが扇の形状のように各地から集まる特徴がありました。行き来するには便利な時代となり、次第に「人が暮らす」ことと地域の関係性が希薄化したからこそ、そこに生きる人、あるモノ、生まれてきた文化を、新しい視点とともに紡ぎ直し、これからの時代に繋いでく試みを“桑名”から共創していこうと話し合われています。
【団体概要】
「その手は桑名の焼きはまぐり」で有名な三重県桑名市は、東海道42番目の宿場町として古くから栄えてきた人口約14万3千人の都市です。揖斐、長良、木曽の三川の河口部に位置し、快適な住環境と良好な立地を背景に成長を続けてきました。平成２６年は「ブランド元年」と位置付けています。「桑名をまちごとブランドに」の考え方のもと、住みたい、住んで良かったと思えるまちを目指しています。市民が桑名の良さや魅力を再発見する機会を設け、豊かな歴史文化に育まれた資源を磨き上げ、全国に桑名の魅力を発信しています。
公式ウェブサイト：http://www.city.kuwana.lg.jp/index.cfm/1,html